コラム

ベトナムオフショアで人件費削減!単価が日本の3分の1は本当か?

ベトナムでオフショア開発を検討している企業は、本当に人月単価が抑えられるのか不安がありませんか?せっかくベトナムでオフショア開発をしようと受託会社に依頼しても、人件費を抑えることができないと、オフショア開発を活用する意味がありません。

また、人件費を抑えることだけでなく、IT開発を任せて質の高いものが納品されるのか心配という企業も多いはずです。そこで、実際にベトナムのIT人材の人件費の目安と、安心して依頼できるスキルが高い人材が確保できるのかをご紹介します。

 

ベトナムオフショア開発で人月単価を削減可能

ベトナムオフショア開発を活用することで人月単価を削減することは可能です。依頼内容や依頼期間によってさまざまですが、日本に比べるとかなりコストを抑えることができます。

ベトナムは日本の人件費の約3分の1

ベトナムは日本のITエンジニアに比べると人件費は約3分の1です。そのため、ベトナムでオフショア開発をする日本企業が増えています。エンジニアのひと月あたりの単価が抑えられることが理由の1つです。

近年はベトナムの人件費が上昇傾向

近年はベトナムでのオフショア開発をする企業が増えているため、人件費が上昇しています。2018年から2019年にかけて、賃金上昇率は12~18%です。

またベトナムはGDPの成長率が東アジアでトップです。2020年全体の成長率は2019年比で+2.91%となっており、翌年の予想もほぼ同じ数字になると予想されています。

そのため、現状は日本に比べて、3分の1程度の開発費で抑えることできますが、今後は上昇すると予想されています。

ベトナムエンジニアの単価は平均32万円

ベトナム人ITエンジニアの人月単価は平均32万円です。

  • 30~35万円(33%)
  • 35~40万円(27%)
  • 40~45万円(15%)
  • 45~50万円(11%)

価格帯別のベトナム人月単価の割合は上記の通りです。業務や依頼内容によって異なりますが、日本人に依頼する場合は少なくとも2倍の人件費がかかるでしょう。

 

参照:オフショア開発.com

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ベトナムでのオフショア開発の単価一覧

ベトナムのIT人材人月単価は以下のようになっています。

  • プログラマー: 29.35万円
  • シニアエンジニア: 36.76万円
  • ブリッジSE: 44.02万円
  • プロジェクトマネージャー: 63.61万円

平均的にどの職種も日本に比べると低い単価です。例えば開発依頼会社に日本人と同じコストをかける場合、プロジェクトマネージャーをもう1人、入れることで作業のスピードをあげるという依頼の仕方をすることができます。

 

オフショア開発のレベルが高いベトナム

日本に比べて安い人件費だけれども、質は大丈夫なのか?と思った方もいるかもしれません。しかし、ベトナムのIT人材のレベルは日本に劣らず高い水準にあります。

ITスキルが高い

ベトナム人のITスキルが高いです。納品される質が高いため、日本の企業は継続的にオフショア開発を活用してます。経済産業省の資料によると、ITスキル標準レベルを数値化したグラフがあります。


出典:経済産業省「IT人材に関する各国比較調査」

 

ベトナムは平均レベルが3.31と日本の3.17を超えており、日本と同じレベルかそれ以上の優秀な若い人材が豊富です。そのため、人材を確保するためにオフショア開発を活用する企業も増加しています。

 

IT教育に力を入れている

ベトナム政府は、IT産業の成長を促すために、積極的に教育に投資しています。ベトナムの平均年齢は31歳と若く、IT人材の半数が20代以下です。ベトナム政府が教育機関の充実させ、インフラを整えたことによるものです。

今後も、ベトナムIT人材が増え続けることが予想され、優秀な人材も数多く排出することになるでしょう。

 

ベトナムでオフショア開発はスキルレベルから見ても安心

ベトナムでオフショア開発をすることは、日本企業が多く進出していることから、スキルに関しても安心することができます。その結果として、日本企業のオフショア開発依頼先の半分がベトナムです。他の東南アジア諸国と比較しても人月単価があまり変わらないことを考えると、ベトナムがいかに信頼されていることがわかります。

 

ベトナムオフショアで人月単価の削減と優秀な人材の確保が可能

ベトナムでオフショア開発をすることによって、日本で他の企業に依頼するよりも人月単価を削減することが可能です。その結果、企業の利益や、更なる開発を進めることができ、企業の価値を高めることができます。

また、日本は今後IT人材不足が予想されており、人材の確保が難しくなるでしょう。ベトナムなどの若く優秀な人材を確保しておくことで、人材不足による開発遅延などのトラブルを回避することができます。

企業を成長させるためにもベトナムでオフショア開発を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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