コラム

英語でコミュニケーションは必要?オフショア開発で使う例文も紹介

オフショア開発をする時に英語は必要なのか気になる企業も多いですよね。実際に、英語で話せて、流暢に使える人材はそう多くはありません。英語で読み書きが多少できる人材を抱えている企業は多数存在します。

英語でオフショア開発が行えた方が良いのか詳しく解説します。

 

オフショア開発で英語は使えた方が良い

オフショア開発をするなら英語は使えた方が良いです。英語が流暢に話せなくてもコミュニケーションを取ることができます。しかし、スムーズに話を進めるためには、英語でトークができる人材がいた方が良いです。

  • 理由1:ブリッジSEに頼らなくて済む
  • 理由2 : 優秀な人材を確保しやすい
  • 理由3 : 通訳がいらない

上記が主な理由になります。オフショア開発を依頼する国によって異なります。母国語が英語である場合は英語でコミュニケーションを取ることが必須です。

 

理由1:ブリッジSEに頼らなくて済む

ブリッジSEに頼らなくて済むからです。ブリッジSEとは、日本企業と開発依頼企業との橋渡し役を担ってくれるSEです。ブリッジSEが入ると、その分の人件費がかかります。ブリッジSEの相場は国によって異なりますが、ひと月の単価として50万円は見込んでおかなければいけません。

ブリッジSEは業務の進捗管理や人材管理、企業間のコミュニケーションをしてくれる役割を果たしてくれる存在ですが、コストはかかります。英語でコミュニケーションをすることができれば、ブリッジSEが頼らなくても業務を遂行できます

 

理由2 : 優秀な人材を確保しやすい

英語が使えれば、優秀な人材を確保しやすいからです。英語が使える外国人エンジニアは、英語でエンジニアスキルについて勉強している人が多く、スキルも持ち合わせています。

母国語や日本語だけ限定して、ITエンジニアを探してしまうと、人材の数が少なく、レベルの高いITスキルを持った人材を探すのは難しくなってしまいます。英語ができるエンジニアを探した方が優秀な人材を見つけられる確率があがることがメリットです。

 

理由3 : 通訳がいらない

英語で話ができると通訳が必要ありません。IT業務にかかわらず事務的な内容でも英語でコミュニケーションが取れると、伝えたいことをそのまま相手に直接伝えることができます。そのため、時間差が生まれず、認識齟齬のないコミュニケーションが可能です。

また、通訳を挟むということは人件費増にもつながります。例えば、不特定多数の人にみられるような、誤解を生んではいけない公人などでは、通訳をつける必要があるかもしれません。そのような場合でないなら、英語でコミュニケーションができる人であれば、通訳は不必要です。

 

オフショア開発における英語でコミュニケーションをとるコツ

オフショア開発における英語でコミュニケーションをとるコツがあります。

  • 簡潔な英語を使用する
  • Google翻訳を利用する

これら2つのことを意識すると、スムーズに業務の伝達を行うことができます。特に1つ目の簡潔な英語を使うことは大切です。

 

簡潔な英語を使用する

簡潔な英語を使用することはとても大切です。オフショア開発先の国が英語を母国語としていない場合は特に注意が必要です。英語でだらだらと長文で文章を書いても、相手も長くて難しい英語読むことに苦労してしまいます。

いろいろと伝えたいことがあって、がんばって英語で文章を作っても詳細まで読んでくれることはないでしょう。そのため、英語で伝えるときは言いたいことをできるだけ短く伝えましょう

 

Google翻訳を利用する

Google翻訳を利用することもコツの1つです。ただし、英語を流暢に使える人は除きます。英語があまり得意でない人にとっても、Google翻訳を使えば、ある程度のコミュニケーションが取れます。現在のGoogle翻訳は機械学習によって、自然な翻訳が可能になってきているからです。

そのため、英語が苦手だという人でも、文章でのやりとりであれば、Google翻訳を使うことによって、取引相手の文章をおおよそのことは理解することができるでしょう。

 

オフショア開発をする際によく使う英語例文

ここで実際にオフショア開発で利用する英語の例文を紹介します。エンジニアが使うものだけでなく、エンジニア以外の人が業務で使うものも紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

エンジニアがよく使う例文

エンジニアがよく使う例文を以下にまとめてみました。

 

・compared with ~

〜と比べて

What requirements do you need this time compared with the previous code?

以前のコードと比べると、今回はどの要件が必要ですか?

 

・due to ~

〜が原因で

Work is delayed due to a big mistake.

大きなミスが原因で作業に遅れが生じています。

 

・in accordance with ~

〜に一致して / 〜に応じて

Please enter the password in accordance with your login ID.

ログインIDに一致したパスワードを入力してください。

 

・regarding ~

〜の件

Do you have any questions regarding this request?

今回の依頼の件に関して、質問はありますか。

 

・as same as ~

〜と同様に

as same as other production

他のプロダクションと同じ

 

エンジニア以外でも業務で使う例文

エンジニア以外でも業務で使う例文を以下にまとめてみました。

 

・That’s all.

以上です。

 

・streamline

〜効率化する

We will streamline our current operations by introducing a new system.

現在の業務を新システム導入で効率化します。

 

・optimize

最適化する、適正化する

Optimize your personal work and get the job done.

個人の業務を最適化して仕事を進めてください。

 

・revise

〜を改訂する

Prices have been revised due to soaring raw materials.

原材料高騰に伴い、価格が改訂された。

 

・prioritize

〜を優先する。

Prioritize company operations.

会社業務を優先します。

 

英語を使ってコミュニケーションすることでオフショア開発を成功させよう

英語を使ってコミュニケーションができると、人件費削減につながります。また、現地の依頼企業との関係を構築するためにはできるだけ、直接コミュニケーションをとることが大切です。そのため、英語は使えた方が業務効率があがり、時間とコスト削減が可能です。

英語が使えなくても翻訳機で対応することは可能です。しかし、流暢に英語を使える方がより親密な関係を築くことができるでしょう。英語を使いこなして、オフショア開発を成功に導きましょう。

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