「アプリ制作をしてもらいたい」「アプリ制作をしたいけどどうやったらいいかわからない」という悩みはありませんか?
アプリ制作を依頼する方法として、オフショア開発があります。
・ オフショア開発とは何か?
・ オフショア開発でアプリ制作を依頼するメリット、デメリットは?
この2点について重点的に解説します。
Contents
オフショア開発とは?人件費の安い海外の開発企業に委託すること
オフショア開発とは、IT業務を一部または全てを海外の企業や子会社などに外注することです。
IT業務に関するアイデアを持っていても、ノウハウや人材を持っていなければ実現することができません。自社で制作しようとしても、時間がかかってしまいます。
また、国内の企業に業務を委託する場合、費用が多くかかってしまう可能性があります。
例えば、国内でアプリを開発依頼をすると、一つのアプリに対して、平均250万円ほどかかるのです。しかし、ベトナムなどの人件費の安い国に依頼すると国内に比べて30%~50%の費用で済みます。
自社でアプリを開発するための費用を安くしたいと考えている場合は、オフショア開発も検討してみましょう。
オフショア開発でアプリを依頼する方法は「ラボ型」か「受託型」の2つのうちどちらか
オフショア開発でアプリ開発などを依頼する方法は2つあります。
「ラボ型」と「受託型」です。
自社のニーズに合わせて「ラボ型」と「受託型」を使い分けてみるといいでしょう。
ラボ契約とは?
ラボ契約とは、委託先のオフショア開発企業に一定の期間、専属で開発体制を整えてもらう契約です。
一定期間プロジェクトチームを作ってもらうため、大型案件にも継続的に取り組むことが可能になります。
また一定期間の開発を依頼することになるので、コミュニケーションもとりやすく、優秀な人材を確保しやすいという特徴があります。
受託型とは?
受託型とは自社のアイデアを実現してもらう場合に、提示した条件や仕様に沿って、期日までに成果物を完成させてもらう方法です。
アプリ開発などの依頼をし、開発チームの構築やプロジェクト管理は、依頼したオフショア企業が実施します。プロジェクトチームの中に自社のプロジェクトマネージャーをいれ、円滑にコミュニケーションをとることで、アプリ開発がスムーズに実現します。
受託型開発は自社の事前に仕様を定めておくことで、品質と納期が保たれるため、見通しが立ち、時間と費用を削減することができます。
オフショア開発でアプリを委託するメリット3つ
オフショア開発でアプリを委託するメリットは以下の3つです。
・コストの削減
・エンジニアの確保
・市場開拓による事業拡大
これら3つのメリットをご紹介します。
メリット1 : コストの削減
オフショア開発をすることで、アプリなどの開発コストを大幅に削減することが可能になります。
人件費が日本に比べて割安で制作できるためです。
メリット2 : エンジニアの確保
コストが日本に比べて割安なため、日本国内で依頼するより、多くの人材を確保することができます。
日本で同じ仕様のアプリなどを制作してもらうより、オフショア開発では多くの人に稼働してもらうことができるため、開発時間が短くなるのです。
さらに、オフショア開発会社は多くのITスキルをもった人材を抱えているため、エンジニアを十分に確保することができます。
メリット3 : 市場開拓による事業拡大
オフショア開発の多くはベトナムやカンボジアなどの東南アジアにあるため、新たに自社サービスを展開していく上で、貴重な情報収集源になる可能性があります。
そのため、東南アジアなどに事業拡大を考えている企業であれば、アプリ開発を依頼するだけではなく、新たな市場開拓ができるチャンスになります。
オフショア開発でアプリを委託するデメリット3つ
オフショア開発はメリットだけではありません。注意するべきこともあります。
・言語が異なるためコミュニケーションがとりづらい
・文化の違いがある
・海外との時差がある
これら3つのことを注意する必要があります。
デメリット1:コミュニケーションがとりづらい
ビジネスを進めていく上で重要になってくるのが、コミュニケーションです。言語が異なることから、仕様変更や追加を依頼する時に、修正点をオフショア開発企業に伝える必要があります。
しかし、仕様変更が言語の違いからうまく伝わらず、スムーズに変更することが難しく、対応が遅れることがあります。
少し期間の長いプロジェクトなどでは、コミュニケーションを円滑にとるために、ラボ型で開発がおすすめです。
デメリット2:文化の違いがある
生活文化や商い文化が異なるため、仕事に対する意識や、考え方が異なります。日本では常識的なことでも、海外では非常識といったことがあります。
問題が起きないよう、明確な基準などを事前に決めておく必要があります。また、問題が起きても対処できるように、十分な許容範囲を持つことが大切です。
またコミュニケーションをしっかりとっておくことで、未然にトラブルを防ぐことができます。
デメリット3 : 海外との時差がある
オフショア開発は海外に依頼することになるため、時差を考える必要があります。日本と大きく時差がある場合は、緊急に対応して欲しい問題がおこったとしても、すぐに対応できません。
対応の遅れがどうしても許されない場合は、日本と時差の少ない東南アジア諸国などにオフショア開発を依頼することがおすすめです。
例)日本とベトナムの時差は2時間
まとめ:オフショア開発は用途に応じて利用する
アプリ開発を依頼したいけど、コストはかけたくないという場合には、割安で優秀な人材を抱えているオフショア開発を選択肢にいれてみましょう。
ラボ型と受託型はどちらも一長一短です。工期や費用、目的などをしっかり精査した上で選ぶことで最大限メリットを発揮することができます。
オフショア開発をすることにより、時間と費用の削減につながる可能性があります。国や地域によっては、事業拡大を見込める可能性があるため、オフショア開発を検討してみてはいかがでしょうか?
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