保守や運用をオフショア開発してみようと検討している企業はありませんか?IT開発を海外に委託したけど、開発したサービスの運用や保守を自社の企業がやるには、人手不足やコスト上昇により経営が難しくなっている企業もあるはずです。
その悩みを解決するために、オフショア開発を活用して、保守・運用も海外の企業に委託することができます。保守や運用も海外の企業に委託して、企業経営が順調になっている企業も多いので、ぜひ参考にしてみてください。
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オフショア開発を活用して保守・運用ができる
オフショア開発を活用して保守や運用が可能です。ITサービスの開発をオフショア開発を活用して行なっても、サービスの継続をするためには、保守や運用などを継続して行う必要があります。
そのため、開発したITサービスを知ってる人が継続して運用していくことができれば、新たに覚える時間やコストを削減することが可能です。実際に保守、運用を行なっている国とその事例を紹介します。
保守運用を行なっている国と具体例
保守運用をオフショア開発で行なっている国と具体例をあげます。
- ベトナム
- フィリピン
どちらの国も日本と時差がほとんどなく、保守や運用に向いている国です。時差が大きいとITサービスにトラブルが発生した時に、急な対応ができません。そのため、例にあげた2カ国では保守・運用が盛んに行われています。
ベトナム
ベトナムは数多くの日本企業が、オフショア開発を行なっている国です。日本企業のオフショア開発を活用している国のうち、約半分はベトナムです。ベトナムは優秀なIT人材が、今後も増える予想になっています。
ITに関する開発業務が盛んに行われていて、WebサービスやECサイトなどをベトナムに委託している状態です。ITサービスは開発して終わりではなく、更新作業やメンテナンスが必要になります。
新規開発から運用、保守まで一元で外注することで、業務効率を改善し、時間やコストを削減することができます。ベトナムは日本に比べ人件費が安く、国民性がおだやかで勤勉であるため、日本企業がベトナムに多く進出している理由です。
フィリピン
フィリピンは英語圏で、コミュニケーションがとりやすいのが特徴の1つです。アメリカなどのIT先進国からも、オフショア開発でIT開発の依頼を数多く受けています。新しいシステムを扱うことに慣れているエンジニアも多いため、フィリピンで開発依頼をする日本企業が増加傾向です。
古いシステムから新しいシステムに移行する際に、フィリピンのエンジニアも移行作業に加わってもらい、その後新しいシステムの運用や保守を委託すると、効率良く作業が進められます。
保守運用に向いているのはラボ型契約
保守運用に向いているのはラボ型契約です。オフショア開発の契約形態は大きく分けると2つあります。
- ラボ型契約
- 受託契約
保守運用を行うなら、半年くらいの継続案件を委託することになるため、ラボ型契約がおすすめです。
ラボ型契約
ラボ型契約は、委託契約を結んだ企業に自社専属チームを編成してもらい、一定期間指示を受けながら、開発業務にあたります。長期の開発や一定期間エンジニアを確保できるため、仕様変更などがあった場合でも柔軟に対応することが可能です。
継続的にエンジニアを確保できるというメリットがあります。そのため、システムの仕様がわかっているエンジニアに、保守や運用を任せることができるため、ラボ型契約がおすすめです。
受託契約
受託契約は、自社の要件や仕様に沿って、企業が期日までに成果物を納品する契約です。IT開発の仕様に変更がない場合や、短期間で成果物を納品するような開発に適しています。定期的に進捗の報告を受けることで、開発が順調に進んでいるかどうか確認することで、自社でリソースが足りない場合でも、スムーズに開発することが可能です。
保守・運用もオフショア開発で海外に委託してみましょう
保守・運用もオフショア開発を活用することができます。自社の人的リソースが足りない時に、オフショア開発企業に運用や保守を任せることで、効率的に経営することが可能です。
自社の価値を高めるためにも、オフショア開発でIT開発だけでなく、システムの保守作業や運用作業も委託してみてはいかがでしょうか。
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